平成２６年９月

関西東大会 会長　　北　修爾
（昭和４１年経済学部卒）

関西東大会は、１９８７年に発足した由緒ある同窓会です。会員は関西にお住まいや仕事などで何らかのご縁のある東京大学の卒業者です。現在の会員数は6百名弱です。目下、会員を増やすべく勧誘活動に力を入れています。

　関西に住む東京大学の卒業生の膨大な数と比べ、目下の会員数は余りにも淋しいとどなたでも気付かれることでしょう。会の活動の活性化を図り、交流と親睦の実を上げることが大きな課題だと会長として身の引き締まる思いです。

　母校の東京大学が国立大学法人化されて以降、東大当局ではそれまで目配りされていなかった同窓会活動に対し、大学本部に卒業生室を設け、同窓会活動の支援に力を入れておられます。また、卒業生と母校との絆を築くべく、毎年秋のホームカミングの行事がキャンパスで催されています。久しぶりにキャンパスを訪ね、大学の変貌振りに驚き、展示や講演を通し、学問の動きをみる、またとない機会です。

　同窓会は会員の交流と親睦を深めるとともに、母校の発展を願う集まりでもあります。大学から関西東大会へ寄せられる期待に応えていくためにも、もっと新しい会員を増やしたいと考えています。会員の皆様には、旧知の友人に入会を勧めるお声がけをしていただきたくよろしくお願いします。

　インターネットで関西東大会のホームページを開けて下さい。趣味の会やいろんな同好会が多彩な活動をしています。どこか気の合いそうな集まりにお顔を出され、なじみになれば楽しみが増えます。若い世代のうちから「同窓の絆」で結ばれ、交流が深まれば同窓会活動の輪が広がりましょう。

　関西東大会はまだまだその活動が関西在住の卒業生一般に知られていないのではないか、と改めて原点に立ち戻り、会員を増やし、関西を場とする同窓会活動を通して「交流と親睦」が深まるよう願っています。

以上