三 水 会 報 告

1月の三水会は、1月20日に和太鼓(東三国)で開催され、寺田氏(前日清食品HD 常勤監査役)から、即席麺の現状について、下記の通り報告があった(出席者5名)。
(1) 現在、即席麺はほぼ世界食となっており、全世界では年間約1,000億食が生産、消費されている。
(2) この即席麺を1958年に世界で最初に開発したのが、2007年1月に96歳で亡くなった安藤百福氏(日清食品の創業者)である。
(3) 即席麺は、最初は袋麺だけであったが、1971年に、具材が容器に入ったカップ麺が発売されてから、市場は急拡大し、現在、日本では、毎年53-55億食が消費されている。一人年間平均40食を食べている計算になる。
(4) 世界最大の市場は中国で、全世界の約半分の500億食が毎年生産・消費されている。次はインドネシアで、約150億食、日本は3番目である。韓国、ベトナム、タイ、フィリピン等、東南アジアの国が多いのは当然であるが、最近はアメリカ、ロシア等の市場も急拡大している。
(5) 即席麺は単価が安く、嵩張ることと、各国それぞれ独自の好みや豚肉を食べないなどの宗教上の問題があるので、輸出には適さず、大半は現地生産、現地販売である。
(6) 日本では最近は、毎年800-1000種類の新製品等が市場に出ており、業界の競争は極めて厳しい。新製品で1年後にも残っているのは数%にすぎない。
(7) 日清食品HDは、チキンラーメンの手作り体験もできるユニークな企業博物館(インスタントラーメン発明記念館、TEL072-752-3484)を10年前に、ラーメン発祥の地、池田市に開設している。最寄駅は阪急池田駅で、そこから徒歩5分程度。

以上


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