源氏蛍と出雲神話めぐり
日比 真理 (昭44工 日比紀 彦氏夫人)
すがすがしい朝7時、梅田新阪急ホテルのロビーに夫婦7組、男性5名集合、サロンカーに変身するモダンなバスに乗り、「八雲立つ出雲の国」へ一泊二日の旅に出発しました。
車中「皆平等に!」と全員自己紹介。奥様方の活き活きとした言葉が印象的でした。
1日目は、美保神社(島根半島東端にあるえびす様の総本山)を皮切りに、佐太神社(出雲四大神の一神)、八重垣神社(縁結びの大親神)、神魂神社(大社造り神殿として日本最古)、熊野大社(出雲の国一の宮・祭神スサノオ)須賀神社(日本初の宮・和歌発祥の地)の6社を参拝し、宿泊先の海潮荘に向かいました。
手厚いおもてなしの夕食後は、旅館のマイクロバスで、「神楽」見学、そして「蛍」へ。風と気温の影響で、乱舞とまではいきませんでしたが、十二分に迎えてくれまして、すっかり童心に戻った蛍の夜。
大蛍 ゆらりゆらりと とおりけり (一茶)
とはこのような感じかと・・・・・・・・ゆったりとした気分になりました。温泉もすばらしく良いお湯でした。2日目は、須佐神社(樹齢1200年超大杉がそびえる)、出雲大社(神スサノオの子の大国主)、県立博物館、日御碕灯台(出雲半島西端)、経島(ウミネコ生息地)日御碕神社(祭神スサノオ、天照大神・家光再建の権現造り)、荒神谷遺跡(古代蓮池がある)を廻り、帰途につきました。
一度の旅でこれだけ多くの神社へお参りするのは初めてのことです。出雲大社では「国中第一之霊神」らしく誇らしげな神さまを、他の古式豊かな7社でもそれぞれ国造りを担った神さまを少し身近に感じ、古代より時を経ても変わることのない人の習いを思いました。大阪京大クラブからご参加くださった山内先生にはいろいろ教えていただき、参拝時の所作も勉強になりました。
このように学生のゼミ旅行にも勝る密度の濃い旅を完遂したのですから、大したものです。
天候に恵まれました2日間の旅を終え、5月15日夜9時、雨の大阪に皆元気に降り立ちました。
安全運転の若い運転手の山さん、率直で人情家のガイドの佐藤さん、蛍見学にご協力くださいました海潮荘の皆さん、ありがとうございました。企画、お世話いただきました慈愛あふるる沖野さま、こころよりお礼申し上げます。ともに時を共有しましたおやさしい皆様方、ありがとうございました。


