「志賀高原ウォーキングと草津温泉の旅」 一旅行・グルメの会報告一
橋本雅明(S32年工卒)
いつもはチャーターしたマイクロバスで移動して観光をするパターンが多いが、今回の旅行は雄大な山々に囲まれ紅葉ですばらしい景色の高原でのウォーキングが主体だった。5泊6日の旅行中は好天気に恵まれ景観を楽しむと共に、高齢者にはほど良い遊歩コースで心地よい疲労感を味わい、各ホテルでは温泉を存分に楽しむことが出来た。
10月19日(月)に長野電鉄の長野発12時10分の電車にて集合。終点の湯田中からは路線バスとロープウエイを乗り継いで目標の発哺(ホッポ)温泉の岩菅ホテルに14時過ぎに到着した。
この日はホテル直ぐ横のゴンドラリフトに乗り東館山(標高2030m)の頂上まで登り眺望を楽しんだ。
志賀高原には長野オリンピックで使われたコース他沢山のスキー場とそれに見合う多くのホテルがあり、紅葉で彩られた夕景色は冬に見る真っ白なそれとは違う趣があつた。頂上では高山植物も既にシーズンを終え自樺なども落葉していたが、快晴に恵まれ、眼下には色彩豊な山々と遠くには北アルプスの山並みを見ることが出来た。
参加者は当初予定より減り13名で、常連のS27~38年卒の7名とご婦人方6名。
初日の夕食前に、9月に急逝したこの会のムードメーカー吉野従生氏を偲びご冥福をお祈りした。発哺ではゆっくりと2泊の連泊。
20日は蓮池、発哺近辺のウォーキング。良きガイドを得て、多くのトレッキングコースある中から手ごろのものを選んでもらい、森林・池周辺の湿地帯、スキー場の一部などを回り山の雰囲気に浸るとともに、ヒカリゴケなど珍しい植物を見ることもできた。
21日は、丸池・琵琶池周辺のウォーキングの後、15時過ぎに路線バスで熊の湯に向かい30分程で硯川のパレスホテルに到着した。ここの温泉も発哺と同じく少し由濁した硫黄系で体の芯まで温まり疲れを癒してくれた。
22日の朝は靄が立ちこめ、この日予定の横手山(2305ポ)からの展望が心配されたが、スカイレータとリフトをつかい頂上に登り着いた10時前にはガスも薄らぎ視界が見え始めた。下山を始めた10時半頃には、遠くに雪化粧をしたアルプスの連山が雲海の向こうに姿を見せ、雲の上からの山々の景色はまた格別であつた。
その後少し離れた自根火山(3238m)に行き、噴火日にできた自緑色の池・湯釜を見て下出、途申溶岩に囲まれ硫黄系ガスの噴出している殺生河原を見て草津のカンポの宿(1126m)に15時半頃に着いた。草津の湯も硫黄系の温泉であるが志賀高原と異なり透明でぬるぬるして滑りやすいようだつた。ここでも連泊をした。
23日、は品本ダム六合(くに)村花敷温泉、尻焼温泉を経て野反湖(15・13血周12km)へ。
品本ダムはこの辺りの水が強い酸性であるので石灰で中和をしている特殊なダムである。六合村では珍しいしだれ栗の古木を見、尻焼温泉では川の中に温泉が湧出し露天風呂となっており、入浴姿も見られた。野反湖は霧が多くて全貌を見ることが難しいと云われているが、この日は視界よろしく熊笹で覆われた山と緑色の湖の景色を1眺めて下山。草津の宿に帰り着くと直ぐに町の散策に出かけた。
町の中心部にある温泉湯を処理し湯の花を分離している湯畑、その横にある小屋でやってい
る湯もみと踊りのショー、西の河原などを見て回った。いかにも毎分6.4トン、60℃の硫化水素系の湯を出す温泉場としての見せ場があり温泉情緒を堪話した。
24目 9時に宿を出発して帰路についた。途中バスの窓越しに今話題になっている八ッ場ダムの現場を見、高崎まで行き11時半に解散した。八ッ場ダムの予定地はそのまま残せば観光地として継続しうる景観のすばらしい吾妻渓谷であつた。
一方工事の方は大きな橋や道路が既に何箇所も建設済みであり、方針の変更の大きな無駄を見せつけられた。やはりダムはムダなのでしようか?
リーダーの慶田雅洋氏のすばらしい企画に、今回もあらためて敬服し感謝した次第です。


