東京大学同窓会連合会 第1回全国大会 参加報告
幹事 日笠 賢(昭55経)
第9回東京大学ホームカミングデイで賑わう11月13日の母校の本郷キャンパス内で、記念すべき第1回の東京大学同窓会連合会全国大会が開催され、小池会長、白井代表幹事、沖野事務局長ほか関西東大会から6名が参加して来ましたので、下記に報告します。
記
日 時: 2010年11月13日(土) 10:00~13:30
場 所:全国大会; 東京大学本郷構内 山上会館 2階 大会議室
昼食懇談; 同、 地下食堂「御殿」
歓迎式典; 安田講堂…大学主催
参加者: 地域同窓会16団体62名(関西東大会としては今回6名が参加)
【大会】
参加者全員に対して資料に加えて東京大学の銀杏を模った銀バッジが配布され、一体感を持った後に、連合会の長崎事務局長の司会で大会が開会となり、まず連合会の森会長から歓迎のご挨拶がありました。続いて連合会の岡崎代表幹事が、125年前の1886年にあった学士会発足の紀元を引き合いに、本日の同窓会連合会第1回全国大会の意義を述べられ、ご挨拶をされました。次に北から南の順に、北海道から鹿児島までの地域同窓会の各代表全員のご紹介と、それぞれから一言ずつのご挨拶がありました。
わが関西東大会からは小池会長が壇上に立たれ、新任のご挨拶に加えて、三鷹国際寮建設のための5億円の寄付活動開始と、この運動に併せ会員拡大を図る旨、堂々力強いご挨拶をされました。
続いて具体的な同窓会活動の紹介となり、東京銀杏会から
① 社会貢献分野として、「留学生と交流する会」の報告があった後、
わが関西東大会から白井代表幹事が立たれて、
② 交流多様化分野として、「大阪京大クラブとの交流」のプレゼンテーションが行なわれ、現在実施中の東大と京大の同窓会同士の相互交流について、経緯から今後の展望まで、大変分かりやすくかつスマートに報告されました。
最後に、鎌倉淡青会から
③ 健康増進分野として、「五街道を歩く会」のご報告がビデオ映像を交えてされました。
やや進行の遅れがあったため、この後に予定されていた濱田総長、江川理事、杉山副理事との懇親がかなわず、上記③の途中を中断して、濱田総長からのご挨拶というハプニング的な変更はありましたが、濱田総長からは、6年間の在任中における「森を動かす。世界を担う知の拠点へ」という所信と、「タフな東大生」を育成するための行動シナリオとして『FOREST2015』と名づけた中の9本柱の一つである「卒業生との緊密なネットワーク」に関する情熱的なお話がありました。濱田総長ご自身も、任期中に是非全国を回りたいとのことでした。
最後に、岡崎代表幹事が本日の全国大会のまとめとして、
① 継続;今日の歴史的な第1回全国大会をスタートにして、来年も再来年もこのメンバーが集まって、継続、発展させて行くこと
② 目的;集まることが重要であり、全国大会で地域同窓会同士の交流を深めるとともに、それぞれの同窓会を活性化して会員が拡大するようにすること
③ 行動;各地域同窓会が東京大学と一緒になって、幅を拡げるような活動をすること
を述べられ、高らかに「全国大会発足宣言」がなされました。
この後2階ロビーで、参加者全員が収まっての記念写真の撮影がありました。
【昼食懇談会】
大会に続いて、山上会館の地下にあるレストラン「御殿」で、ランチタイムとなりました。ちなみに、私のテーブルは、席の隣が東京銀杏会の石原信雄会長(元内閣官房副長官)や橋本徹会長代理(元全国銀行協会連合会会長)で、やや緊張しながらの昼食となりましたが、大変素晴らしい懇談の機会となりました。また、隣のテーブルでは、東京銀杏会会長代理であり赤門学友会の会長でもある張富士夫氏(トヨタ自動車会長、日本経団連副会長)を囲んでの懇談をされていました。
【歓迎式典】
昼食後、会場を安田講堂に移して、皆で第9回東京大学ホームカミングデイの歓迎式典に臨みました。小池会長は、地域同窓会の代表として雛壇の前列に座られ、我々全国大会の参加者には、正面前列の特別な席が用意されていました。
開式の辞のあと、濱田総長が壇上から、東大がリーダーの役割を果たすためにも「タフな東大生」を育てる必要があること、「FOREST2015」と銘打った行動シナリオの説明と実行の必要性、卒業生との相互ネットワークの強化などについて、熱く語られました。
続いて赤門学友会を代表して張富士夫会長が壇上に立たれ、東京大学の在学生、教職員、同窓生を含む、東大グレイターコミュニティとしての東京大学の組織である赤門学友会の役割をご説明になり、ご挨拶されました。次に、本年から新たに経営企画、広報、渉外・卒業生室の担当理事として就任された江川理事より、大学の現状や財務、留学生の状況、世界ランキングにおける東大の位置などについてプレゼンテーションがありました。またITネットワークを使ったTFT(=TODAI for tomorrow)などの卒業生室の提供サービスについても、説明がありました。
最後に、会場に控えていた合唱団のリードで、東京大学の歌「ただ一つ」を参加者全員で斉唱し、歓迎式典は盛り上がりの中で閉会となりました。
【その他】
式典の後は、各参加者がそれぞれにホームカミングデイのイベントに参加することとなりました。
私は、通常非公開の東大の迎賓館である「懐徳館」で茶道部員の御点前をいただいた後、友人が教授をしている「史料編纂所」の展示を見てから、卒業した経済学部の行事である「東京大学経友会総会」に参加しました。在学中にご活躍されていた貝塚啓明名誉教授・金融教育研究センター長の講義を、本当に久しぶりにお聴きすることができました。
夕方には、ホームカミングデイとして今回が初めての試みとなった『卒業30周年学年会』(1976年入学者、1980年卒業者、1982年医学部医学科卒業者が対象となる)が、中央食堂(安田講堂前地下)で行なわれ、そちらに参加しました。
同期の江川理事が司会役となり、幹事団の松崎代表の挨拶、全員での写真撮影をした後、工学部長の北森教授と法学部の大串教授から報告があり、乾杯をして懇親会となりました。卒業以来音信が途絶えて、OB会にも出てきていなかったゼミの友人にも、30年ぶりに会うことができました。学部横断で160名を超える同期生が集まり、なかなか盛大な会が開催されたことに感謝しています。

