第2回 東京大学同窓会連合会全国大会 参加報告

代表幹事 日笠 賢(昭55経)
東京大学第10回ホームカミングデイの一環として、10月29日(土)に本郷キャンパス内で第2回目となる東京大学同窓会連合会の全国大会が開催され、関西東大会から沖野代表幹事、中谷幹事、久武幹事とともに参加して来ましたので、下記に報告します。

日 時: 2011年10月29日(土) 10:00~12:00
場 所: 全国大会;東京大学本郷構内 山上会館 地下食堂「御殿」
昼食懇談: 山上会館 地下食堂「御殿」
参加者: 地域同窓会18団体51名(関西東大会としては今回4名が参加)
【大会】
参加者全員に対して、各種資料に加え、東京大学附属植物園である小石川植物園の「精子発見のイチョウ」のギンナン(食用可、発芽可)とともに、銀杏、カリン、ユズの3種類の「東京大学植物園のど飴」が配布されました。
連合会の長崎事務局長の司会で大会が開会となり、最初に連合会の岡崎代表幹事が歓迎のご挨拶をされました。続いて今回参加した北海道から福岡までの地域同窓会と三鷹クラブ、さつき会の代表から各2~3分ずつのご挨拶がありました。今回の初参加は、仙台赤門会、栃木銀杏会、群馬銀杏会、埼玉銀杏会、福岡銀杏会でした。
わが関西東大会からは、今回、沖野代表幹事が会を代表して力強い挨拶をされました。
次に、「御殿」ロビーで参加者全員が収まっての記念写真の撮影がありました。
この後、自由討議の時間となり、事務局が用意した以下のテーマに関して、意見を交換しました。
(1)平成24年の第3回全国大会(連合会15周年記念)の計画に関し
① 場所を安田講堂とするのは人数的に難しいため、新設の伊藤センターとする。
② 海外から来日の同窓会などを招待、懇親会をすることを検討する。
③ 講演会など連合会独自の企画の実施の可否。
(2)平成24年の濱田総長の地域同窓会訪問に関し
① 平成23年の訪問が、北海道、群馬、福岡、関西、東海だった。
② 平成24年の訪問は、鹿児島、岡山、香川、福井、と関東地区となりそうである。
③ 訪問先の高校生に対して、同窓会主催で総長の講演会などを企画してほしい。(地元の複数の公立高校生、特に女子高生に対して、東大への進学を奨励する講演をしたい由。)
(3)地域同窓会の会員拡大に関し
① 大学の保有する名簿や学友会の会誌を利用して勧誘をする。
② 全都道府県に同窓会やその芽となる拠点を3年以内に設立する努力をする。(残り13県)
(4)大学関連役員との定期的ミーティングに関し
① 各地域同窓会の様々な要望を収集していくためにも、濱田総長(年1回程度)や、江川理事(年2~3回程度)とのミーティングの設定を検討する。
(5)同窓会連合会の財政強化に関し
① 事業目的に応じた基金寄付や広告の活用を検討する。
(6)同窓会連合会の平成24年の新年会に関し
① 慣例的に行なっている東京銀杏会との合同開催の可否について検討していく。
【昼食懇談会】
大会に続いて「御殿」でランチタイムとなりました。テーブルごとで昼食を取りながらの懇談で、同窓会同士の情報交換のまたとない機会になりました。
【特別フォーラム;安田講堂…大学主催】
昼食後は、安田講堂で行なわれた第10回東京大学ホームカミングデイの特別フォーラムに臨みました。テーマは、「世界で学ぶ、働く、生きる」でした。
開式の辞のあと、濱田純一総長がご挨拶に立たれ、東日本大震災の影響と東大の対応や、いま話題になっている秋入学への思い、「タフな東大生」を育てるためにも「FOREST2015」の行動シナリオを着々と実行する必要性、卒業生との相互ネットワークの強化等について、熱く語られました。続いて赤門学友会を代表して、佐々木元副会長(NEC特別顧問)が、東大の在学生、教職員、同窓生を含む、東大グレイターコミュニティとしての東京大学の組織である赤門学友会の役割と活動をご説明になり、ご挨拶されました。
その後、特別フォーラムとなり、イエール大学の経済学部教授である浜田宏一先生(1958年法学部卒・1960年経済学部卒)から、ユーモアをたっぷり交えながら、「大学の国際化はなぜ必要か」「学際教育の重要性」「コミュニケーションの重要性」「日本の外国語教育」「受信者から発信者へ」「国際化された教授陣の重要性」などについて、キーノートスピーチをしていただきました。続いて、江川雅子理事をモデレーターとして、国内外で活躍する4人の卒業生(=世界エイズ・結核・マラリア対策基金テクニカルオフィサーの赤地葉子氏(2001年薬学部卒)、ヒューマン・ライツ・ウォッチ日本代表の土井香苗氏(1998年法学部卒)、JAXA宇宙飛行士である野口聡一氏(1989年工学部航空学科卒)、ボストン・コンサルティング・グループ日本代表の水越豊氏(1979年経済学部卒)=)がパネルトークを行ないました。卒業年代の異なる、海外でも多様な分野で活躍中の卒業生が、国際舞台における日本人の競争力、国際社会の実情と今後の日本の役割などについて語り合いました。
【その他】
その後は、参加者がそれぞれにホームカミングデイイベントに参加することとなりました。
私は、卒業した経済学部の行事である「東京大学経友会総会」に少しだけ顔を出した後、法文1号館25番教室で行なわれた小宮山宏前東大総長の「知識の構造化~資源自給社会を考える」に出て“熱中講義”を聴講しました。
聞くところによると、特別フォーラムの時間帯と一部がオーバーラップした、さつき会の講演会(=NHK小野文恵アナウンサーの「聞いてガッテン!テレビの舞台裏」)は、大変な盛況だったようです。
夕方には、ホームカミングデイとして昨年に続く試みの『卒業30周年学年会』や、今年初めての『卒業20周年学年会』も行なわれ、また、『東大ワールドカフェスペシャル』も大層盛大に開催されたと参加者から聞いています。


関西東大会のホームページへ