大阪京大クラブ5月見学例会(講演会・見学会)参加報告

幹事 日笠 賢(昭55経)

掲題会が下記にて開催され、白井前代表幹事とともに出席して参りましたので報告します。

日 時:2013年5月10日(金) 13:00 ~ 16:00
場 所:京都大学 時計台記念館 国際交流ホール及び
    京都大学フィールド科学教育研究センター
    里域ステーション 上賀茂試験地
(京都市北区上賀茂本山2)
日 程:
●13:00~13:30 例  会
 
●13:30~14:00 講 演 会
 
 講師:京都大学フィールド科学教育研究センター 上賀茂試験地長
  准教授 安藤 信 氏

 
  演題:「世界の植生・森林」
 
●14:00~14:30  上賀茂試験地へ移動
●14:30~16:00  上賀茂試験地見学
 出席者:55名(関西東大会からは2名が参加)
進 行:
高月会長のご挨拶で始まった例会は、今回初参加の岸本氏(黒潮による海流発電の研究を6年間されている由)のご紹介等があり、続いて講演会に移り、京都大学フィールド科学教育研究センター上賀茂試験地長で、農学博士の安藤 信先生がお話をされました。
その後、参加者は、タクシーに分乗して約20分の所にある上賀茂試験地に移動しました。
上賀茂試験地は、1926年に京都帝国大学農学部附属演習林として設置され、1949年には、進駐軍の接収(ゴルフ場にされた由)による移転や、隣接地購入、幾度かの所管換え等を経て、現在、総面積は46.8haあるそうです。
現在地への移転当初は、外国産樹種の導入による樹木見本園造成が目標とされたこともあり、世界に分布する約100種のマツ属の内の85種が生育するなど、大変見ごたえのある樹木園であると同時に、マツノザイセンチュウによるマツ枯れの研究や、被害抑制に関する研究などがおこなわれているそうです。一方、タケ類も14属88種が収集育成されており、開花周期の解明の研究などもされています。
また、世界各地の植物園や研究機関と種子交換をして、ツツジ科、ブナ科、カエデ科など多くの外国産樹種があり、とても充実した見本林、実験林です。特に、1950年にアメリカから日本に送られたメタセコイヤの苗木100本の内の3本が構内に植樹されたことから、樹高40mに達する樹があり、更には空中に根(=気根)が出る非常に珍しいラクウショウもありで、生憎の雨の中ではありましたが、訪れた我々の目を楽しませてくれました。
関西にお住まいの方で、樹木や植物がお好きな方には、是非お薦めのスポットでした。

以上


メタセコイヤとラクウショウの気根

京都大学 上賀茂試験地の建物


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