関西東大会平成25年新年祝賀会 報告
代表幹事 河野 裕亮(昭53経)
関西東大会平成25年新年祝賀会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。
記
日 時:2013年1月20日(日) 18:00~20:45
会 場:ウェスティンホテル大阪 2階「オリアーナ」
出席者:58名
【第1部 講演会】 18:00~18:45
箕浦 公人さんの司会で開会となり、上方文化評論家で、大阪京大クラブ会員の 福井 栄一(ふくい えいいち)先生に「七福神の饗宴~新年を寿ぐ(ことほぐ)」という新春にふさわしい演題にて講演していただきました。
福井先生は、大阪府吹田市のご出身で、京都大学法学部ご卒業。住友銀行にご就職され、その後、京都大学大学院法学研究科修了ののち、銀行員から、一念発起して上方文化の語り部になられました。
現在、上方文化評論家として、上方の芸能や歴史文化に関する講演、評論、テレビ・ラジオ出演などを精力的に行い、独特の「福井節」で人気を博しておられます。また、関西大学社会学部および大阪夕陽丘学園短期大学 非常勤講師、ヒトと動物の関係学会 理事、日本ことわざ文化学会・朝日21関西スクエア・大阪京大クラブ会員でいらっしゃいます。実は剣道2段の剣士でもいらっしゃいます。また、先生の著書は22冊を数えています。
先生には、自己紹介の後、七福神について、由来・歴史・現状などを分かりやすく福井節で語っていただきました。
一部を抜粋しますと、
・ 七福神は「仁王護国般若波羅蜜経」にある「七難即滅七福即生」の連想で室町時代中期に成立したグループです。一度下火になりましたが、江戸時代に盛んになりました。
(ちなみに 七難とは、太陽の異変・星月の異変・水害・旱害・風害・火災・盗難 七福とは 徳・愛・威・豊・敬・寿・福 のことです。)
・ 七福神のメンバーは下記の三カ国の連合軍です。
インド由来 大黒天・弁才天・毘沙門天
中国由来 布袋・福禄寿・寿老人
日本由来 恵比寿
このことは、江戸時代の人にも知識としてあって、
「宝船、日本からも一人乗り」という川柳が残っています。
・ 当初は、吉祥天や猩々(大きな猿)なども七福神のメンバーに入ったりしていましたが、
吉祥天は庶民の女性に不人気だったり、毘沙門天の奥さんだったことからメンバーからはずれ、猩々は動物で絵面が良くないので、敬遠されて今のメンバーに固定されました。
・ ちなみに弁才天は 弁財天と書くこともありますが、元々「辯材天」であり辯は「弁護士」の元の字が「辯護士」であったように、「言葉をあやつる神」「才知を司る神」であったのが、時代とともに「歌舞音曲の神」から「財力の神」へと移っていき、「弁財天」とも書くようになりました。
・ 七福神にはそれぞれに使獣がいます。但し、布袋だけはモデルが中国の実在の禅僧契此であったため、獣使いのような通力は持っていないと考えられ、シンボルの袋となりました。
覚え方「鶴と鯛、鹿・蛇・百足・子に袋」
鶴-福禄寿 鯛-恵比寿 鹿-寿老人
蛇-弁才天 百足(むかで)-毘沙門天
子(ね・・ネズミ)-大黒天 袋-布袋
・ 七福神だけでなく、神仏には縁日があります。是非とも覚えて帰ってください。
8日-薬師如来 10日-金毘羅 18日-観世音菩薩 21日-弘法大師
22日-聖徳太子 24日-地蔵菩薩 25日-天神 28日-不動明王
・ 現代の七福神は、各地域で、七福神めぐりが盛んで、特に阪急電鉄は阪急沿線(宝塚線)西国七福神集印めぐりという企画を進めていて、大福帳という名前の集印帳を主要駅や社寺で購入して各寺社を巡ると、集印ごとに七福神のフィギュアがいただけ、7つ集めると主要駅で阪急電鉄オリジナル「ミニチュア電車」がもらえ、七福神の台座になっているそうです。ここで、先生は、3名の方に大福帳をプレゼントされました。
尚、懇親会にて、福井先生のサイン入り著書「増補版 上方学」が10名さまに当たる、「お年玉大抽選会」があることを告知して、和やかなうちに講演会が終了しました。

講師の福井栄一氏

爆笑したり感心したりの講演会の模様
【第2部 懇親会】 18:45~20:45
引き続き箕浦 公人さんの司会で第2部の懇親会が開会となり、北 修爾 会長の開会の挨拶のあと、小池 俊二名誉顧問の乾杯の音頭で、賑やかな食事歓談が始まりました。
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、
東京大学同窓会連合会事務局長 長崎 新一 様
大阪京大クラブ代表 山内 潤三 様
同 並木 宏徳 様
にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。
しばしの歓談の後、講演会で告知していました、福井先生のサイン入り著書「増補版 上方学」が10名さまに当たる、「お年玉大抽選会」を開催し、福井先生の厳正な抽選のもと10名さまに先生から著書が渡されました。
続いて、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、該当するたくさんの中堅・若手の方々が積極的に応じられ、皆様熱弁をふるわれました。
懇親会の終盤には、恒例の「琵琶湖周航の歌」を、続いて東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。(今回もBGMを用意しました。)
最後に、寺田 雄一 監事が、閉会を宣言し、総会(平成25年10月11日(金))での再会を期して、関西東大会平成25年新年祝賀会はお開きとなりました。

北 修爾会長の新年のご挨拶

関西東大会新年祝賀会に初参加の方々のスピーチ
以上

