関西東大会 第27回総会 報告
関西東大会第27回総会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。
今回は、初めての試みとして、金曜日の夕方に開催いたしました。
日 時:2013年10月11日(金) 18:00~21:00
会 場:ウェスティンホテル大阪 4階 宴会場 「花梨の間」
出席者:75名
【第1部 会員総会】 18:00~18:30
安橋幹事の司会で開会となり、まず、議長の選出に入り、北修爾 会長を総会の議長に選出しました。
予め、配布されていました資料を基に下記4件の議案について討議しました。
- 第一号議案 平成24年度(平成24年10月1日~平成25年9月30日)の下記書類の報告と承認
-1 平成24年度事業報告
-2 平成24年度決算案
-3 平成24年度決算書類 監査報告
最初に、日笠代表幹事から平成24年度の事業報告があり、続いて安原幹事から会計報告、寺田会計監事より、会計監査報告があり、会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
- 第二号議案 (平成25年10月1日~平成26年12月31日)事業計画と、(平成25年10月1日~平成25年12月31日)予算案
*期間については第三号議案と関係します。
引き続き、日笠代表幹事より上記期間の事業計画の説明と、安原幹事から予算案についての説明があり、会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
- 第三号議案 関西東大会会則の一部(会計年度)変更の件
安原幹事から、会計年度を毎年1月1日~12月31日に変更したい旨の説明があり、移行のため、今回平成25年10月1日~平成25年12月31日の3か月の予算を組んだことの説明がありました。議案の記載が、「第25条 本会の会計年度は、毎年1月1日に始まり、翌年12月31日に終る。」と誤って表示されていることを、参加者の灘本会員から指摘があり、議長がこれを「第25条 本会の会計年度は、毎年1月1日に始まり、12月31日に終る。」に訂正することで、改めて議案全体を会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
- 第四号議案 役員名簿の件
日笠代表幹事より第四号議案の説明があり、会員に承認を諮ったところ、拍手をもって全員異議無く承認されました。
これをもって会員総会は終了いたしました。
【第2部 講演会】 18:30~19:15
続いて、関西東大会名誉会長で元東大総長の有馬 朗人(ありま あきと)先生に
「日本の若者の学力について」という演題にて講演をしていただきました。
先生は1930年大阪生まれ、1953年東京大学理学部物理学科ご卒業、85年に理学部長、89年に第24代東大総長にご就任。その後、1998年に参議院議員に当選されると同時に文部大臣にご就任、その後科学技術庁長官を兼務されました。2004年には文化功労者と旭日大綬章、2010年には文化勲章を受章されておられます。先生は物理学者としてだけでなく、日本を代表する俳人でもいらっしゃいます。



講演の主な要旨は
・若者の学力は低下しているというのは間違いで、むしろ義務教育段階では、
日本の子供の学力は、昭和30年より高くなっている。但し、知識力について
は下がっていないが、応用力・自ら考える力は弱い。
・ゆとり教育で学力が低下したというのも間違いで、土曜日が休みになってからの方が、
学力は上がっている。
・大学生の学力は下がっているが、これは当たり前で、18歳人口が減っているのに
大学数や1大学あたりの定員が減っていないからである。
この対策としては、大学の定員を減らすことと、大学生に徹底的に教養を教える
ことである。
・国際的に、中国・韓国・日本などの極東アジアの学生のレベルが高いが、これは
科挙の影響が考えられる。但し、勉強が好きかという質問には、嫌いだという
回答が、欧米よりも高くなっている。
・日本は、政府の教育予算の割合が極端に低い。もっと教育費を公共負担する
財政措置を講ずるべきである。
・成人の学力は、世界でも高い。この一因として考えられるのが、和歌・俳句・川柳などのたしなみで、会員数100人規模の同好会が非常に多く存在する。
こうした大人のたしなみが学力の上昇に寄与している。但し、一般市民の科学に対する理解度は、他国に比べて低い。
先生は、マスコミで報道されている内容が、如何に事実と異なっているかということを、調査データに基づいて、明確に説明されました。図表を駆使しての説明はとてもわかりやすく、また、明瞭で力強いお話は、とても80歳を超えておられるとは思えない迫力でした。
【第3部 懇親会】 19:15~21:00
引き続き安橋幹事の司会で第3部の懇親会が開会となり、北修爾 会長の開会の挨拶のあと、来賓の東京大学の五神 真(ごのかみ まこと)副学長に、ご挨拶をiいただき、小池俊二前会長の乾杯の音頭でにぎやかな食事歓談が始まりました。






今回は、初参加の若手も多く、各テーブルで名刺交換の輪が広がりました。
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、
東京大学同窓会連合会代表幹事 岡崎 一夫 様
東京大学赤門学友会事務局長 神澤 俊介 様
にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。
また、大阪京大クラブから、山内 潤三 様、並木 宏徳 様、武田 啓次 様の3名が今回ご参加をいただいていることが紹介されました。
続いて、各地域同窓会を代表して奈良東大会会長の柿本 善也様より活動状況のご報告をいただきました。



宴たけなわでしたが、東京など、ご遠方へお帰りになる方々のため、辰野 克彦副会長に、中締めのご挨拶をいただきました。
しばしの歓談の後、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、該当するたくさんの中堅・若手の方々が積極的に応じられ、演壇の前には行列が出来、皆様熱弁をふるわれました。



そして、恒例の東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。
最後に、岡本事務局長が、閉会を宣言し、新年会兼総会(平成26年1月19日(日))での再会を期して、関西東大会第27回総会はお開きとなりました。

