2024年度東京大学体験活動プログラム・首長企画および京都企画のご報告

幹事 東健二郎(平14法卒)

東京大学体験活動プログラムは、東京大学の学部学生が今までの生活と異なる文化・価値観に触れる大学公式プログラムで、2012年度より実施されています。

(参考)https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/special-activities/h19.html

関西東大会では、2022年度より大学活動への協力及び学生支援・交流の機会とするべく協賛し、2023年度からは夏の講演会・懇親会に学生を招待して関西東大会のみなさまとの交流の機会をもたせていただいております。今年度も8月25日に開催された夏の講演会・懇親会に、学生1人が参加し懇談の機会を持つことができました。

(写真)学生からの活動報告と鈴木会長との記念撮影

次に、今年度実施しました体験活動についてご報告します。

【首長企画】

8月2日から9日までの8日間、堀江和博・日野町長の「鞄持ち」として、町長との懇談を皮切りに自治会との懇談会をはじめとする町長日程に同行するとともに、役場の各部署職員との意見交換や現地視察をしました。また、期間中に役場で活動をしていた滋賀県立大学の学生や、夏祭りへの参加・公民館での児童生徒、地域の方のご自宅に体験宿泊をさせていただくなど幅広く交流いただきました。

最終日の8月9日に成果発表会を開催し、堀江町長、役場関係者をはじめ、地域の方や河野代表幹事・河崎幹事にもオンラインで参加いただきました。

特に今回の発表では、教育長から出されたお題「家庭学習の時間が短いという課題に対してどうすればいいか」に対し、学生それぞれの視点から提案をいただきました。いずれも年齢の近い生徒の立場に立ち、日野町の特色も活かした具体的な提案であり、役場としてもいただいた提案を具体化するべく検討をしているところです。

(写真)成果発表会での記念撮影(前列右から3人目が堀江和博 日野町長)

参加学生からひとこと(氏名五十音順)

宇野柚奈さん(理科一類・1年)

今回この企画に参加したことで、行政や政治について前よりも身近に考えられるようになった気がします。様々な方から話を聞き実際に自分の目で見ることによりたくさんのことを学ぶことができました。この企画に参加してよかったです。本当にありがとうございました。

鈴木優太朗さん(文科一類・2年)

行政活動や議会に興味があったため、今回の活動に参加しました。このプログラムに参加しなければ、見られなかったであろう行政の現場を実際に目にすることができ、とても貴重な体験でした。また、町民や職員の方々にお話を伺うことができ、行政についての理解を深めることができました。今回の活動は皆様のご支援なくてはありえませんでした。ありがとうございました。

西村理希さん(工学部システム創成学科・4年)

首長企画の参加を通じて、ますます政治家に興味を持ちました。さらに、町長だけでなく、教育や観光など行政の多くの担当者の方々にお話を聞くことができ、様々な面から行政の取り組みを考えることができました。自分の将来を考える上で、とても貴重な経験になりました。ご支援いただいた皆様、ありがとうございました。

松田治之さん(法学部・4年)

自治体行政の現場について理解を深めること、地域に個人として飛び込むこと、の二つを目標として参加しました。前者については、堀江町長や町役場の職員さん、町議会議員の方々からお話を伺い、多くの住民を巻き込みながら、創意工夫のもと地域課題に対峙していくことが重要だと学びました。後者については、日野町で新たなあだ名をつけてもらったおかげで、少しは自分自身を地域の方々の記憶に残せたのではないかと思っています。貴重な経験をさせていただき、ご支援いただいたみなさまに感謝申し上げます。

【京都企画】

9月3日から10日までの8日間、京都府与謝野町をフィールドに観光企画を考える活動を行いました。その際、与謝野町で学生起業をした株式会社ローカルフラッグ(代表取締役:濱田祐太さん、https://www.local-flag.com/)および与謝野町役場にお世話になり、山添藤真・与謝野町長との懇談をはじめ、近隣市町の視察も含めて幅広くフィールドワークをするとともに、そこで出会った方と交流を深めるなど精力的に活動いただきました。

期間終了後の9月17日にオンラインにて成果発表会を開催し、山添町長をはじめとする役場関係者、関西東大会から河野代表幹事、河崎幹事にもオンラインで参加いただきました。

発表では各人が考える観光企画として、丹後地域の観光地と連携したパッケージツアーの造成、与謝野町の文化・伝承を活かして観光資源を掘り起こす仕掛けとしてのフォトコンテストの開催、11月2日に京都丹後鉄道・与謝野駅前を中心に開催される「ヨサノガーデンフェス」での謎解き企画の実施がそれぞれ提案されました。謎解き企画については、すでに実施に向けた具体的な検討が進んでいます。

(写真)(左)与謝野駅前での写真(9月から着任された地域おこし協力隊・郭さんと)
(右)オンラインで実施した成果発表会の模様(一段目・左から1人が山添当真 与謝野町長)

参加学生からひとこと(氏名五十音順)

梅田一真さん(農学部応用生物学専修・3年)

自分の専門である農業に関することだけでなく、観光、行政、企業など様々な視点から見た地方について考えることが出来たのはとても貴重な経験でした。

お世話になった方々、ありがとうございました。

小峰健太郎さん(工学部都市工学科都市環境工学コース・3年)

関東で生まれ、関東で育ち、おそらくはそのまま関東に就職する私にとって、地方というものは実際にはほとんど触れる機会がなかったので、今回地方を活性化しようと奮闘している方々と交流することが出来たのはとても貴重な体験でした。ありがとうございました。

浦西隼太郎さん(農学部獣医学専攻・6年)

実体験として観光地の課題に取り組めたことが自分の糧になった気がします。

プランだけではなく、何かしらの貢献を行動としてアウトプットしたいです。

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以上、ご報告となります。

この場をお借りしまして改めて関係各位に厚く御礼申し上げるとともに、既存企画をブラッシュアップしたり、他にも関西での体験活動プログラムを実施したりしてまいりたいと思いますので、ご協力よろしくお願いいたします。