美味しい料理を作るための勉強会(第4回)開催報告

2025年3月24日18:30~21:00

 

参加者(順不同) 8名

馰谷(幹事、92薬)、河崎様(幹事、04工)、箕浦様(幹事、95法)、植村様(88経済)、下代様(93法)、本間様(92経)、 宇田様(91経、今回ご紹介)、安橋様(幹事、95教養)

(吉村様(非会員=東海支部、直前)は参加予定でしたが、直前の予定変更のため、欠席となりました。)

淀屋橋にある「ガスビル食堂」の宴席にて、第4回の勉強会が行われました。

この日は、年度末のお忙しい時期でしたが、人気のある食堂で、候補日のうち唯一予約できた日程でした。

 今回は第三回の美々卯での勉強会の席で、宇田様からのお申し出で、実現した会です。当日はガスビル食堂マネジャーであられる波々伯部(ほほかべ)様からのご説明をいただきました。名物料理のお話や洋食を提供するレストランとしては大阪では古参に入ること、当時は帝国ホテル大阪とシェフを派遣していただき、コンソメスープ等、その際提供されたレシピをかたくなに80年守り続けているというエピソードなどを教えてもらいました。

 ガスビル食堂は、大阪市中央区の御堂筋沿いに建つ大阪ガス本社「ガスビル」の8階に位置する、1933年(昭和8年)創業の老舗欧風レストランです。当時の大阪ガス会長・片岡直方の発案により、都市ガスの利便性とモダンな食文化を発信する場として開業しました。建物自体は建築家・安井武雄の設計によるもので、現在は登録有形文化財に指定されているということです。

 

 開業当初から提供されている「特製ビーフカレー」は、織田作之助などの文人にも愛された一品で、現在も変わらぬ味を守り続けているとのことです。また、ギリシャの家庭料理をアレンジした「ムーサカ」や、前菜として提供される「ハートセロリ」も名物料理として知られています。特にハートセロリは、片岡直方がカリフォルニアから種子を取り寄せ、自ら栽培したことに由来しているとのことでした。当日はコース料理なのでカレーやムーサカの提供はなかったですが、セロリは苦手な人でも楽しめる味で、参加者全員楽しんでいました。次回は名物料理にもチャレンジしたいところです。

 

 建物は、1933年に建造された雰囲気を残しています。波々伯部様によれば、戦後の一時期には、ガスビル食堂は進駐軍に接収され、一般の日本人は立ち入ることができなかったとのことです。その後再開し、平成13年(2001年)には内装のリニューアルが行われ、開業当時の面影を復元しつつ、現代的な設備が整えられたとのことです。

当日のコース料理はどれもおいしくいただきました。もちろん「ガス」での調理とのことで、ガスでの料理の良さを改めて勉強できた会となりました。

 当日のメニューはhttps://peraichi.com/landing_pages/view/anniversary90th で確認可能です。

以下が当日のメニューの実写真です。

コース料理の最初に出てきたコンソメスープは、開業当時のレシピを忠実に守り、3日かけて調理しているとのことです。忙しい現代人にとって、自らの食生活・料理生活を見直すきっかけとなる一品でした。

(最後に)

 第5回の話も出ており、下代様から、難波の法善寺横丁のエリアに有る、「法善寺山岡」のご提案があり、現在予定中です。夏の講演会の際、改めてご連絡申し上げます。