関西東大会創立25周年記念 第26回総会 報告

代表幹事 河野 裕亮(昭53経)

関西東大会創立25周年記念第26回総会が、下記の通りに開催されましたので、報告致します。

日 時:2012年10月7日(日) 18:00~21:30
会 場:ホテルグランヴィア大阪 20階大宴会場「名庭(なにわ)の間」
出席者:85名

【第1部 会員総会】 18:00~18:30 於 名庭B
 箕浦 公人さんの司会で開会となり、まず、議長の選出に入り、北 修爾 会長を総会の議長に選出しました。
予め、配布されていました資料を基に下記4件の議案について討議しました。

①第一号議案 平成23年度(平成23年10月1日~平成24年9月30日)の下記書類の報告と承認

 -1 平成23年度事業報告
 -2 平成23年度決算案
 -3 平成23年度決算書類 監査報告

②第二号議案 平成24年度(平成24年10月1日~平成25年9月30日)の事業計画及び予算案

 最初に、日笠代表幹事から平成23年度の事業報告があり、続いて安原幹事から会計報告、寺田会計監事より、会計監査報告がありました。
 引き続き、日笠代表幹事より平成24年度の事業計画と予算案の説明があり、第一号議案第二号議案あわせて、会員に承認を諮ったところ、拍手を持って全員異議無く承認されました。

③第三号議案 関西東大会会則の一部(代表幹事の数)変更の件
④第四号議案 平成24年度役員名簿の件

 日笠代表幹事より第三号議案及び第四号議案の説明があり、あわせて、会員に承認を諮ったところ、拍手を持って全員異議無く承認されました。

 これをもって会員総会は終了いたしました。
 
 

【第2部 講演会】 18:30~20:00 於 名庭B

 続いて、東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構 機構長の村山 斉(むらやま ひとし)先生に「宇宙の果ての向こう」という演題にて講演をしていただきました。
 先生は1964年東京生まれ、1986年東京大学理学部ご卒業、91年同理学系研究科物理学専攻博士課程を修了され、同年東北大学理学部助手にご就任、95年カリフォルニア大学バークレー校助教授、98年同准教授、2000年同教授を経て2007年10月から東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構の初代機構長に就任されました。
また、同時に、カリフォルニア大学バークレー校教授、ローレンスバークレー国立研究所上級科学者を兼任されています。
 先生には、宇宙という、時間的にも空間的にも、素人にはつかみにくい内容を、写真・動画を駆使されて、また、ユーモアを交えて、わかりやすく説明していただきました。
 一部を抜粋しますと、

・ 東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構は、物理学者・数学者・天文学者など、様々な国籍や専門分野の科学者が集まって、宇宙を研究している機構である。

・ 宇宙の遠くを見ることは、過去の宇宙を見ることである。私たちは宇宙がビッグバンで始まった137億年前の38万年後までの宇宙は見ることができるが、それより昔は、宇宙が出来た初期段階で光や電波が自由に飛べないため、どんなに観測しても見えない。
・ 観測できない宇宙の始まりは、実験で調べてみようということで、様々な素粒子実験が大規模な施設で行われている。
・ 私たちは学校で、「万物は原子からできている」と習ってきたが、2003年になって、「原子以外のものが宇宙の約96%を占めている(星や銀河などの原子で出来た普通の物質やニュートリノなど全てを足しても宇宙の全エネルギーの4.4%程度にしかならない)」ことが分かり、20世紀の「常識」が、21世紀に入って間もなく思い切り覆されてしまった。
・ 宇宙には、目に見えないが、物質の性質を持った暗黒物質(ダークマター)が存在しており(宇宙の全エネルギー中の約23%)、遠方の銀河が屈折して見えることでも、その存在が証明されている。
・ 宇宙は膨張しており、Ia型超新星により、その膨張の推移がわかる。調べてみると、
宇宙の広がる速度は増していて、将来には、光が地球に到達しないで、天体の観測が
できないことになる。この膨張には、通常の物質では考えられない、膨らんでも薄まらない無尽蔵の未知のエネルギーが関係していると考えられ、暗黒エネルギー(ダークエネルギー)と名づけられていて、この得体の知れないものが宇宙の全エネルギー中の約73%を占めている。
・ 無限大やゼロの世界になると、通常、物理学者は手も足も出せなくなるのだが、カブリ数物連携宇宙研究機構では、無限大やゼロを扱いなれている数学者の協力を得て、研究を進めることが出来ている。数物連携の意味がそこにある。
・ 村山先生の講演は、「光速宇宙の旅」の動画やNHK制作の「宇宙の最後」の動画に見とれ、「宇宙戦艦ヤマト」、「ダースベイダー」「ゲゲゲの鬼太郎」などのキャラクターに爆笑し、「ノーベル物理学賞受賞の小柴先生の強運」「カリフォルニア大学バークレー校のノーベル賞受賞者専用駐車場」などの裏話に微笑んだ、あっという間の1時間半でした。  
 

 
【第3部 懇親会】 20:00~21:30 於 名庭A

 
 
 引き続き箕浦 公人さんの司会で第3部の懇親会が開会となり、北 修爾 会長の開会の挨拶のあと、来賓の東京大学の江川 雅子 理事に、ご挨拶をいただき、辰野 克彦 副会長の乾杯の音頭で、賑やかな食事歓談が始まりました。
80名以上の参加で、初参加者も多く、各テーブルで名刺交換の輪が広がりました。
歓談の途中で来賓のご挨拶があり、

東京大学同窓会連合会代表幹事 岡崎 一夫 様
東京大学赤門学友会事務局長  神澤 俊介 様 
さつき会代表幹事       永沢 裕美子 様
岡山東大会事務局長      福井 正晃 様 
大阪京大クラブ代表      山内 潤三 様 
  同            並木 宏徳 様 

にご登壇いただき、ご祝辞を賜りました。
引き続き、各地域同窓会を代表して奈良東大会代表の中川 基成 様より活動状況のご報告をいただきました。
 宴たけなわでしたが、会長をはじめ、東京など、ご遠方へお帰りになる方々のため、阪本 和俊 副会長に、中締めのご挨拶をいただきました。

 しばしの歓談の後、司会者より、今回初めて関西東大会の総会に参加した方々に、自己紹介と挨拶をお願いしたところ、山下 真 生駒市長、泉 房穂 明石市長はじめ、該当するたくさんの中堅・若手の方々が積極的に応じられ、演壇の前には行列が出来、皆様熱弁をふるわれました。

 そして、恒例の「琵琶湖就航の歌」を、続いて東京大学応援歌「ただ一つ」を全員で斉唱しました。(今回はBGMを用意しました。)

 最後に、岡本事務局長が、永年にわたり、関西東大会を牽引されてこられた、沖野、白井前代表幹事・事務局長の功労への謝辞のあと、閉会を宣言し、新年会(平成25年1月20日(日))での再会を期して、関西東大会創立25周年記念第26回総会はお開きとなりました。

以上


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